『封神演義』を読んだ [マンガレビュー]
中学生の頃、私は塾へ通っていた。
別に頭がよくなりたいとも思っていなかったし、出来れば行きたくなかった。
しかし、それまで通っていたスイミングスクールを辞めたくて、交換条件として泣く泣く塾へ入ることを飲んだのだった。
ほんとにつまらなかった塾だが、唯一楽しみにしていたことがあった。
それが帰り道に立ち寄る古本屋だ。
そう、私はマンガを買うついでに塾へ行っていた。
その時、ふと手に取ったのがこの封神演義だ。
まさか23部まで、いや、完全版まで出るとは当時はまったく考えもしなかった。
何の予備知識も、評判もまったく知らずに買ってきたマンガが人気だったり、後になってアニメ化されたりするのは本当にうれしいものだ。
『汝なやむことなかれ』を読んだ [マンガレビュー]
汝なやむことなかれ (1) (マーガレットコミックス (3169))
- 作者: 筒井 旭
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/01
- メディア: コミック
私には姉がいる。
そんな姉の影響で少女マンガも多少読んでみたりする。
とにもかくにも姉が1巻を買ってきた。
やっぱり私は男なので、家族の前で堂々と少女漫画を読むのは気がひける。
だから、休みの日とか、みんな出掛けて誰もいなくなったら、そっと姉の部屋に入り込んで盗み出し、ニヤニヤしながら読み漁った。
何回も何回も読み返してはニカニカしながら、ごろごろと床を行ったりきたりしながら、むずがゆくなりながらも読んで読んだ。
いま思うと恐ろしいほど幸せな時間だった。
『マスターキートン』を読んだ [マンガレビュー]
TVのCMを見たのが最初の出会い。
確か中学生くらいだったと思う。
その後、夕方に再放送をしていたので、見てみた。
なんかでっかいスーパーモールを爆弾で爆発させるために、爆弾を作った人が、爆弾を止めようとしているのを、キートンが助けるお話だった。
チョコを使って止めるんだけれども、それがとてもカッコよく見えた。
食べるためのチョコで爆弾を止めて、たくさんの命を助けるなんてホントのヒーローだ。
私たちの世界に取り巻くいろいろな問題も、どこにでもあるような些細なきっかけがあれば解決すんじゃないのかな? それが本当の知恵で、それを持ってる人が、頭がいい人なんだろうな。
そんなわけで、平賀・キートン・太一は、私の憧れです。
『マエストロ』を読んだ [マンガレビュー]
『みどりのマキバオー』を読んだ [マンガレビュー]
『武装錬金』を読んだ [マンガレビュー]
『エルフェンリート』を読んだ [マンガレビュー]
『エアマスター』を読んだ [マンガレビュー]
テレビアニメ『エアマスター』を見たのは高校生のときだった。
なかなか面白いアニメだと思った。
原作はマンガだと知った。
BOOKOFFで22巻を立ち読みした。
今の格闘マンガの頂点だと思った。
そして今、2007年6月20日。
エアマスター全巻を読み終えて、あの時感じた思いに間違いはなかったと確信している。
友達に「お絵かきBBSでエアマスターのキャラを書こうぜ」と、いわれたので、私はシズナマンを書いた。
友達は、坂本ジュリエッタを書いた。
その絵があまりにも芸術的過ぎて笑ってしまったのを覚えている。
銃夢を読んだ [マンガレビュー]
あれは高校1年の春。
通うことになった高校は必ずどこかの部活に入らなくてはならない学校だった。
私は小・中と科学部だったので、それと同じような部活に入ろう。
そして、面白かったら行くし、つまらなそうだったら幽霊部員になればいいや、という気持ちで『数学研究部』に入部した。
自己紹介をすることになり、先輩から「君はどの分野が得意?円グラフであらわすとどうなる?」といわれたので、「マンガが70%、ゲームが30%くらいですかね」と黒板に書いた。
まあそんなこんなで一日目は終了。
翌日、再び部室に行き、部屋を散策すると碁盤を発見。
ちなみに新入部員は私を入れて3人。
その3人で五目並べをしてその日は終了。
帰り道、その新入部員の一人と自転車で帰っていると、彼から「最初の自己紹介のときマンガが70って言ってたけど、何が好き?」と言われた。
たしか、彼も同じようにマンガが主だった気がする。
すると彼は、「俺もマンガって書いたけど、実際『銃夢』だけなんだよね」と言っていた。
私はその当時、BOOKOFFで見かけてはいたが、それがどんなマンガなのかさっぱりわからなかった。
現在、やっと読むことができた。
なんでもラストオーダーなる新しい話も出ているみたいなので、それもぜひ読んでみたいものだ。
今なら新入部員としてではなく、親友部員として部活動を共にしていたかもしれない。
ちなみに、その後数学研究部の扉をくぐることはなかったとさ。