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『ドラゴンヘッド』を読んだ [マンガレビュー]

ドラゴンヘッド(1) (ヤンマガKCスペシャル (519))

ドラゴンヘッド(1) (ヤンマガKCスペシャル (519))

  • 作者: 望月 峯太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/03/01
  • メディア: コミック


中学校の頃だろう。

ほぼ毎週、自転車で40分くらいかけて足しげく通っていたところがある。

『BOOK-OFF砂川店』だ。

行く途中に長い坂がありとてもきつかった。

この坂が無ければもっと長時間立ち読みが出来ていただろうがしょうがない。

毎回3~4時間くらいは立ち読みをした。

今の腰痛の原因はココにあるかもしれない。

右ひざが伸びきらないのも、この時酷使したのが原因ではないだろうか?

マンガのためだから後悔はないけどね。

この時、出会ったのがドラゴンヘッドだった。

まずは表紙が他のマンガとは一線を画いていた。

なんか浮き上がってる。

表紙だけじゃなく中身のほうが衝撃だった。

これは家で時間を掛けて読むべきマンガだと悟った私はすぐに購入。

しかし、現在、私の家にドラゴンヘッドは存在しない。

売ってしまったのだ。

当時、母はことあるごとに本やらゲームやらを売っていた。

読まないで家に置いておくよりもお金にしたほうが得だという考えだ。

なぜこの時、母を止められなかったのか。

なぜ私に母を否定する力が無かったのか。

私は今でも後悔している。

姉も後悔している。

どうせ売ったところで数千円にしかならないのだ。

そんな微々たるお金のために貴重な財産を手放していたかと思うと、当時の母と自分に対して恨みすら抱いてしまう。

現在も母は時折、「なんか売る本はないけ?」と聞いてきたりする。

その都度私は凛とした態度で全否定し、今後一切マンガを手放す意志が無いことを表明するのであった。



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